北米における学級図書
カナダやアメリカ合衆国では、小学校(幼稚園年長組を含む)から高等教育に至るまで、どの学校でも図書館学の修士号を持つ学校司書が図書室に常勤している。そのように恵まれた図書室があっても、とくに小学校では担任が管理する学級図書 が重要視されており、小学校のほぼ全教室に設置されている。
カナダやアメリカの公立小学校における読書教育は、情報検索と情報を引用するレポート作成という図書館情報学や書誌学の傾向が強い。そのため図書室で司書教諭 (Teacher-librarian またはlibrary media specialist) から受ける読書の授業のほかに、教室内でも担任による読書指導を受ける。ディスレキシアなど読書が困難である者はリーディング・スペシャリスト から個人的な特別支援教育を受けることもできる。
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学級文庫は語彙力を増やし読解力をつけ、読書レベルを上げる手段として最大限に利用されており、大半の小学校では毎日読書の宿題が出される。 読書の宿題用に学級文庫が児童に貸し出されており、一方図書室の本は主に余暇や趣味のための読書や、読書以外の教科の宿題(例えば理科のレポート)に利用されている。
児童は簡単な読書記録をつけている。これは重複した本を借りるのを避ける以外の目的も持つ。学級文庫はバーコード処理を施されていないが、読書記録が貸し出し記録も兼ねるため、紛失を防ぐことができる。