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人間の起源について古代ギリシア人は

人間の起源について古代ギリシア人は、神々が存在した往古より人間の祖先は存在していたとする考えを持っていたことが知られる。これはヘーシオドスの『仕事と日々』にもそのような表現が存在する。他方、『仕事と日々』は構成的には雑多な詩作品を蒐集したという趣があり、『神統記』や『女傑伝』が備えている整然とした、伝承の整理付けはなく、しかし、当時の庶民(とりわけ農民)の抱いていた世界観や人間観が印象的な喩え話のなかで語られている。

古代よりギリシア人は「人は土より生まれた」との考えを持っていた。超越的な神が人間の族を創造したのではなく、自然発生的に人間は往古より大地に生きていたとの考えがあった。しかしこの事実は、人間が生まれにおいて神々に劣るという意味ではなく、オリュンポスの神々も、それ以前の支配者であったティーターンも、元々はすべて「大地(ガイア)の子」である。人間はガイアを母とする、神々の兄弟でもあるのである。異なるところは、神々は不死にして人間に比べ卓越した力を持つ。神々は貴族であり、人間は庶民だと言える。

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しかしヘーシオドスは、土より生まれた人という素朴な信念とは異なる、人間と神々のあいだの関係とそれぞれの分(モイラ)の物語を語る。太古にあって人間は未開で無知で、飢えに苦しみ、寒さに悩まされていた。プロメーテウスが人間の状態を改善するために、ゼウスが与えるのを禁じた火を人間に教えた。また、この神は、ゼウスや神々に犠牲を捧げるとき、何を神々に献げるかをゼウスみずからに選択させ、その巧妙な偽装でゼウスを欺した。

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2009年09月25日 01:14に投稿されたエントリーのページです。

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